院長ブログ

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ペインクリニックと今後の医療

医療の歴史は痛みとの戦いであったとよく言われるが、現代人を悩ます痛みは主にストレスと体力低下から起こっている。豊かな物質文明は私たちに便利で楽な生活を提供してくれるが、その反面運動不足による体力低下と裕福さから来る精神力低下をもたらしている。それが厳しい環境を押し返す反発力を弱め、ストレスと体力低下を更に増大させて、痛みを訴える人々を増大させている。

少子高齢化が世界でも例のないスピードで進み、核家族化し世代間のコミュニケーションも粗になっている日本では、このようにして起こる体の痛みと心の痛みを訴える患者は増える一方で、このままだと国の医療財源は枯渇する。

個々の精神社会的なケアーにも向き合える疼痛治療の確立が求められているが、日本の医療制度のうえでは十分実施できない構造が作り出され、身体的な疼痛除去を中心とした治療内容になってしまっている。

しかし、二足歩行で生活している私たちにとって、脊柱を支える筋群のバランスをよくし、脊柱の退行性変化を防ぎ、神経の通り道を確保することと、人間関係を密にし、心を豊かにしてストレスを減少するという、今まで医療が十分取り組んでいなかった心身両面からのアプローチをすることによって、疼痛を訴える人を救うことができると確信している。

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