スポーツ選手と病気


阪神タイガースが優勝を目前にして、思わぬスランプに落ち込んでいた。スポーツ選手にスランプはつきものであるが、原因は病気とまったく同じで心身の疲労である。

 スポーツ選手の肉体は私たち一般人に比べれば並外れたものである。しかし、プロ野球選手といえ年齢的に若く、精神的、社会的に未熟な部分もあり、ストレスに対する抵抗力が弱く、よくけがをしたり、スランプに落ち込んだりする。

 このスランプという病気から早く脱出するためには、低下している心身の状態を好調時の状態に戻すことであるが、特効薬はない。肉体の疲れよりも精神面の疲れがどのような状態にあるかが問題で、開幕時を思い出し気分転換を図ることが一番の早道である。

最近、日本の病院にもいろいろな人たちがボランティアとして訪れ、患者さんや家族の人たちを元気づけ癒している。健康な人は病気と闘っている人たちと接することにより、今自分の悩んでいることがいかに小さいことであるかに気づいて幸せな立場にいることに感謝し、逆に患者さんから勇気や元気をもらうことになる。

 欧米では、スポーツ選手はよくボランティア活動を行っている。いろいろな社会を見ることにより、精神的、社会的に大人になることができる。しっかりとした人生観を持つことが、スポーツ選手の健康を支える大きな要素になっているのである。

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